紙とペンを使ってできるオススメのノート術、思考整理術を紹介します。
後半では、目的別にノート術を分類しています。
オススメノート術10選
モーニングページ
朝起きてすぐ、思いつくことを思いつくだけ書くノート術。
A4サイズのノートを3ページ程度、または20分程度。
ジュリア・キャメロンさんの書籍「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」で紹介されているノート術です。
書籍は3冊発売していますが、最新の方が内容がはっきりしてきて、わかりやすくなっています。
著者自身が、「モーニングページ」の効果について、時間の経過とともに深く理解して説明できるようになってきたことが表れているのではないかと感じます。
私自身、モーニングページを知ったのは何年も前になりますが、習慣化することができたのは最近です。どうやって習慣化することができたのかについてはこちらの記事に詳しく書きました。
Youtubeでモーニングページについて紹介している動画もたくさんあります。
私が参考になったのは、のがちゃんねるさん、岡田斗司夫さん、平岡雄太さん、中田敦彦さんです。
岡田さんと中田さんの動画では、書籍の内容がざっくりとわかります。少し難しいなと感じた本だったので、本と合わせて動画解説を見ることで、頭の中に入りやすくなりました。
のがちゃんねるさんは、実際に取り組んでいるお話が参考になりました。
平岡さんは、iPadとモーニングページの掛け合わせで面白かったです。
スマートノート術
ノートの右側から使っていくノート術。
左側は、そのまま続きを書いてもいいし、右側に書いたことをまとめるページとして使ってもOKです。
この本を読んでから、私のノートは、すべて右側から書きはじめるようになりました。
左ページは空白のときもあるし、続きを書いてあることもあるし、まとめにつかったり、後日書くこともあります。
右→左で見るのは、最初は違和感を感じますが、すぐになれました。今ではとってもお気に入りのノート術です。
本の内容は、段階的にステップを踏んでいくかんじでわかりやすかったです。
Kindleの読み放題で読みました。
コーネル式ノート
左側と下部に線を引いて使うノート術。
重要なキーワードを左のエリアに記入しておくだけで、あとから振り返りやすいノートになります。
はじめからラインの入ったノートもたくさん販売されています。
ゼロ秒思考
ゼロ秒思考をやってみて、頭の中の思考を書くスピードが上がったと実感しました。
必要なのはA4の用紙です。アレンジせずに本の通りに取り組むことを推奨されています。
トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
紙1枚にまとめるための、「エクセル1」という思考整理方法がとてもよかったです。
本の中で「自己紹介」をテーマに説明しているところがあり、実践してみました。
話すことがまとまって、自己紹介が以前より苦手ではなくなりました。
自己紹介のくだりは、書籍の136ページにあります(文庫版も発売していますが、私が読んだのは文庫になる前の単行本のほうです)
新しく、読書に特化した方法について書かれた本もあります。
読者(自分)を中心にした読書法という考え方が、新鮮で良かったです。
主体的に、目的を持って読書をする考え方が学べました。
ミーニング・ノート
1日3個の「チャンス」と「意味付け」を記録していくノート術。
1週間で21個の「チャンス」を俯瞰して、チャンスのつながりを振り返ります。
書籍で紹介している方法と左右が逆になってしまいますが、私は、週間レフトタイプの手帳でこのやり方を実践しています(ほぼ日WEEKS)
1日に書く量が少ないので、続いています。
1週間、1か月の振り返りも、このノートをつけているおかげでやりやすくなりました!
書くだけで自律神経が整う健康ノート
3行日記をつけることで、自律神経が整うと言われています。
本屋さんで買えますが、自分で書きこんでいくタイプのノートです。
90日以上続いたので、2冊目を買いました。
毎日コラムが書いてあるのが、面白くてためになってお気に入りです。
書く項目がいくつかあるのですが(体温とか体重とか)すべては埋めていません。ゆるく続けてます。
小林弘幸さんによる自律神経に関する本がたくさんあります。
その中からおすすめの2冊を紹介します。
漫画なので読みやすい!
読み物として面白いし、イラストにも癒されます!
その時期に合わせた内容も書いてくれるので、とても参考になります。
バレットジャーナル
バレットジャーナルは、箇条書きを利用した手帳術です。
箇条書きをするときに使う「Key」の考え方を覚えておくと、バレットジャーナルを使う時以外にも役に立ちます。
箇条書きなら、こちらの書籍もオススメです。
マインドマップ
紙の中心からはじまり、思考の広がりを線でつないでいく方法。
手書きだけでなく、パソコンやスマホアプリのデジタルツールも、色々あります。
マンダラチャート(大谷翔平選手が使った目標達成シート)
中心に書いた目標を達成のするために必要なことを、周囲のマス目に埋めていき目標を達成できるように行動するために分析していく方法。
目的別!オススメノート術
叶えたい目的があるからこそ、ノート術が活躍します。
生きやすくするため、楽しく過ごすため、夢を叶えるため、夢を見つけるため…。
オススメのノート術を、目的別に分類しました。(ノート術の中には段階があるものもあるので、重複しているものもあります)
自分の頭の中をカラッポにする
頭の中は「考える場所」にしたいので、頭の中にあるものは外に出してしまいたいと考えています。
そんなときにおすすめのノート術はこちらです。
- モーニングページ(特にオススメ!)
- ゼロ秒思考
- マインドマップ
- スマートノート術
- トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
特にモーニングページがオススメです。なぜなら細かいルールが決まっていないからです。
今回の10選の中にはいれていないのですが、ブレインダンプというノート術もあります。
私がうまく活用できなかったため10選の中には入れなかったのですが、思考を外に出す方法としていい方法のひとつだと思うのでここで紹介します(モーニングページも、存在を知ってから魅力を体感するまでに数年かかっているので、ちゃんと向き合えばこの方法もいいと感じるのかもしれませんが、いまのところうまく活用できませんでした)
頭の中にあるものを吐き出すことは、一番最初に必要な手順だと思っています。この作業をするからこそ、思考を整理するステップに進むことができると考えています。
頭の中にあったものを整理する
頭の中にあったものを外に出しただけでは、まだ情報が散らかった状態です。
散らかったキーワードを整理するのにオススメのノート術はこちらです。
- トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術(特にオススメ!)
- スマートノート術
タスク管理をしたい
- バレットジャーナル
目標達成に向かってがんばりたい
- マンダラチャート
- ミーニング・ノート
身体を整えたい
- 書くだけで自律神経が整う健康ノート
振り返りやすいノートをつくる
- コーネル式ノート術
- トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術
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