パソコンで簡単に動画編集ができる「Bandicut(バンディカット)」を使ってみました。
直感的に操作できる使いやすいソフトでした。
「Bandicut(バンディカット)」の魅力、使ってみようと思ったきっかけ、使用感や、実際のダウンロード画面などを紹介します。目次があるので、気になるところがあればクリックしてみてください。
カット編集や、複数の動画を繋げることを手軽にできるソフトだったので、今後も活躍してくれそうです。
旅先で撮った動画はもちろん、ふだん何気なくとった動画でも、テンポよくカット編集したり複数の動画を繋げるだけで、すてきな思い出動画になります。
「Bandicut(バンディカット)」公式の紹介動画です。
1分半程度でどんなソフトなのか簡潔に紹介されていてわかりやすいです。
この動画をみて、使い勝手がよさそうだなと興味が湧きました!
それでは、実際に使ってみた体験をもとに紹介します。
Bandicutの魅力
無料でインストールできる
Bandicutには、無料版があります。
気軽に実際のソフトを触ることができるのは、Bandicutの大きな魅力です。
有料版を購入する前に、しっかり使い心地を確かめることができて安心です。
無料版は、有料版と比べて、少し機能の制限はありますが、利用期限はありません。
製品版と変わらない機能が充実しているので、使用目的によっては、無料版だけで満足できるかもしれません。
ダウンロードも簡単でした。
興味が湧いたら、気軽に触ることができるソフトです。
解説動画が用意されていてわかりやすい
Bandicutでは、使い方の動画がYouTubeに用意されています。
もともとシンプルな操作性なので難しくはありませんが、動画説明があると、とてもわかりやすかったです。
パッと開いて使える軽さ
動画編集ソフトは、重たくて開くのに時間がかかるものもありますが、Bandicutはとても軽いです。
パッとソフトが開くので、ストレスなく使うことができます。
Bandicutを使おうと思った理由
私は趣味で、旅の思い出動画や、購入品の開封動画などの動画編集をしています。
動画編集ソフトを使ったことがありますが、ソフトが重たくて本格的なのが気になるときがありました。複雑な編集ではなく、手軽にカットや動画を繋げたりできたらいいのにな、と思っていました。
動画編集は楽しいのですが、動画編集ソフトを起動するのが大がかりで面倒だなと感じることがありました。
Bandicutなら、もっと手軽に動画編集を楽しめるのではないか?
動画の結合や、必要な部分の切り出しが手軽に行えそうだと思い、使ってみたいと思いました。
Bandicutを使って、友人や家族にシェアしたい動画を手軽に作りたいと思いました。
Bandicutの使い方の動画も豊富に用意されていることを知り、それなら実際の操作も迷わなさそうだと思いました。きちんと説明があるなら、色々な機能を試せそうで面白そうだと思いました。
Bandicutを実際に使ってみた
基本操作
Bandicutは、動画を必要な部分だけ切り出したり、動画の間の不要な部分をカットしたり、複数の動画を繋げたりすることができます。
動画の切り出しが直感的にできると感じました。
動画の下のバーを動かして、必要な部分を選ぶことができます。
「区間追加」というボタンを押すと、必要な区間が左側の「カット区間リスト」に保存され、ひとつの動画から必要な区間だけを繋げた動画を作ることができます。
編集が終わったら、右下の「スタート」を押して書き出しができます。
以上が、基本的な流れです。簡単です。
使ってみる前に、編集した動画を書き出ししたら、元の動画はどうなるのかなと疑問でしたが、編集に使った元の動画に影響はなく、新しく編集した動画のデータが作成されました。
画面右の編集エリアには、ふたつの再生ボタンがあります。動画直下の再生ボタンは、元動画のすべての再生ができますが、「区間の長さ」の右側にある再生ボタンは、青いバーで表示されている自分で選択した区間から再生することができます。
青いバーは、矢印の部分をマウスで選択してスライドすることで伸ばしたり縮めたりすることもできますし、 [ ] のボタンを押して、現在の再生位置を始点としたり終点としたりすることができます。
大まかにカット位置を決めたいときはスライドが便利で、こまかな位置を調整したいときは [ ] ボタンが便利でした。場面によって使い分けられて便利です。
公式の解説動画も用意されています。
Bandicutの編集スタイルは、不要な部分を削除するのではなく、必要なところだけを選択するスタイルです。
いらないところをカットするより、いるものを選択するというのは、片付けの考え方と一緒だなあと思いました。
残したいものだけを考えて、あとは手放す。いらないものをちょこちょこ手放していくよりも、作業が少なくシンプルです。
動画の音声を削除する
動画の音を消したいときがあります。
Bandicutで編集した動画の音を消したいときは、「スタート」ボタンを押して動画を書き出すときに表示されるオプションで操作をします。
下のほうにあるオプションに「オーディオトラック除去」という項目があるので、チェックをいれれば、動画の音声を削除できます。
実際に編集した動画です。もともとの動画では、風の音がうるさかったので、音声を削除して書き出してみました。
編集途中のデータはプロジェクトファイルとして保存できる
Bandicutを終了しようとすると、このようなポップアップが表示されました。
「保存する」を押すと、ファイルの拡張子が「.bcpf」のファイルが保存されました。
このファイルを開くと、編集中のデータをもう一度開くことができました。
終了時のポップアップ以外でも、メニューから保存することができます。
画面の下にある、フィルムとPの絵柄のアイコンを押すか、左上の三本線のメニューを開くボタンを押すことで、プロジェクトファイルの保存をしたり、ファイルを開いたりすることができます。
無料版と有料版の違い
ウォーターマークの有無
無料版のBandicutで作った動画では、動画の最後にウォーターマークがはいります。
ウォーターマークとはなんだろう?という方は、こちらの動画の終盤を見てみてください。
これは有料ライセンスを登録する前に、無料版のときに書き出してみた動画です。
出力時間の違い
編集した動画を書きだすとき、有料版のほうが、無料版に比べてより早い時間で動画を出力してくれます。
画面の違い
無料版には、上のバーにこちらのふたつのアイコンが表示されています。
有料版では、鍵マークが消え、ライセンスの種類(画面ではビジネスライセンス)が表示されました。
商用利用するなら、ビジネスライセンス
Bandicut製品版のライセンスは、個人向け(非営利)とビジネス向けがあります。
作った動画を商用利用したい場合は、ビジネスライセンスを取得します。
商用利用の個人の方(YouTuberやインフルエンサーとして活動されている個人の方)、非営利団体の事業に使用される方はビジネスライセンスをご利用ください。
Bandicutをダウンロードしてみた
「Bandicut(バンディカット)」をダウンロードしたときのスクショです。
無料版を使いたいときでも、有料版を使いたいときでも、最初のダウンロードは同じです。
無料でソフトをダウンロードして、有料版にするならその後インストールしたソフトにライセンス認証をして使います。
それでは、実際の流れを紹介します。
公式サイトにアクセスして、ダウンロードボタンをクリックします。
ダウンロード中と表示されました。
ダウンロードフォルダに、exeファイルがダウンロードされました。
ダブルクリックしてexeファイルを開いて進めます。
言語は日本語を選びました。
セットアップウィザードがはじまるので、読みながら「次へ」と進めます。
契約書に同意します。
デスクトップにアイコンを作るかなど、ここは好みで。最初のチェックのまますすめました。
ライセンス認証をしてみた
有料版をつかうには、ユーザー認証をします。
メールアドレスとライセンスキーで認証します。
これまで無料版に表示されていたアイコン(UNREGISTEREDという文字と、鍵マーク)が消えました。
画面左の「i」のアイコンを押すと、残り日数が確認できます。
アップデートも
定期的なアップデートもあるので、安心して使えます。
Bandicutで動画編集を簡単にできる
実際に使ってみて、Bandicutは動画編集を気軽に行うことができるソフトだなと感じました。
必要な部分をのこしてつなげる編集スタイルも、よかったです。
複雑な編集(文字入れや画像を重ねたりなど)には対応していませんが、編集した動画は、高速モードで劣化せずに保存ができるので、ほかの動画編集ソフトで編集する前に、必要な部分だけをBandicutで書き出しておくのもよさそうだと感じました。
このソフトを触って1ヵ月ほどの感想です。引き続き使ってみて、記事の追記もしていけたらなと思っています。
動画編集はじめてみませんか?
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